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弓道している人間の思考がダダ漏れの日記です。どなたでも突っ込んでください。
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どうやら最近、的中に関してかなりずぼらになっていたようです。


「的は狙うんじゃなく、やることをきっちりやってその結果矢が飛んでいく先に的があるべきだ」


みたいなことを昔先生に言われたような気がします。最近はそれを思い出して、バカ正直に自分の身体のうちに意識を向けて引いていたのですが、どうも中りが出ない。というかしっくりこない。射が。なんでだろうなーと思って余計に身体に意識が向き・・・という循環の中におったわけです。


この言葉の中の「やること」ってのの中には、「しっかり的を狙う」ってのも入ってるのではないでしょうか。


と考えたのが土日。実はちょいと遠くまで遊びにいきまして。そこでアーチェリーと射的をして遊んだのです。アーチェリーは10mくらいの距離から30分引き放題で、最後に四つ矢で風船を全部割ったら景品がもらえるというやつでした。景品欲しさの一心で、アーチェリーなのに斜面打起しして、大三とって、会に入ってきました。一本目は当たって、二本目ではずしてしまったのですが、二本目以外はすべて的の中心へ。なんだやっぱ狙い勘がいいんだなぁわしは。ふふふとは思ってみても景品はもらえませんでした。射的は、「どうせ箱物は落ちなくなっているんだから、長細いやつを狙おう」と思って必死こいて会持って狙いました。惜しいところを飛んで行ってはいたのですが中らず。あーだめだな300円損したなと思ってその日は終わりました。


で今日月曜日に道場に行って練習したときのこと。弓持って、射場入って、ふと昨日のことを思い出しました。


「ちゃんと的ねらわなきゃな」


打起して、大三いって、会入って、狙い合わせて、じっくり伸びて・・・。最近こんなに狙い合わせたことなかったなと感じました。というか、的をしっかり狙えていないと、矢の方向とか伸びる方向とかちゃらんぽらんになるなぁと。正しい射をする前提条件として、「的付けがしっかりできている」のが必要なんだと実感しました。アーチェリーと射的を通してねw


今まで「的を狙う」というのと「中りを狙う」というものの意味を混同していたように思います。的を狙うのがどんどん進行していって最終的に中りを狙うようになるんだと。でもそれってちょっと違うように感じました。なんというか、すんげー説明しづらいんですけど、「的を狙う」という行為は良い射をするために必要なことで、当たり前のことで、一射一射独立した行為「中りを狙う」っていうのは、弓道の目標である真善美を求める上で不純なもので、というか目標としてはあまりにも小さいもので、小細工っぽいこと。正しく「的を狙」っていけば、別に「中りを狙」う結果に繋がらないんじゃないでしょうか。結局「的を狙う」と「中りを狙う」はまったく別の道上にあり、決して同じものではないということです。だから会に入ってしっかり的を狙うということに抵抗を持たなくても良い。それは的中を求めてることには繋がらない。そういう考えををしっかり持っていれば。という結論に至りました。


こういう考えで、きっちり狙いつけて押し引きする方向を考えて引いた今日の結果は7割5分くらい。射も的中もちょっぴり良くなったかも。上達への道が一つ開けたような気がします。弓道の練習のためには、弓以外にいろんなことに挑戦するのもよいかなと感じました。ナイスです射的&アーチェリー!

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男性
誕生日:
1982/09/13
職業:
大学院生
趣味:
弓道。博打が好きなんです。
自己紹介:
京都@武道センターで弓引いてます。
高校から弓道を始めて早9年目。高校弓道、学生弓道を経て、現在は一般で。一通り経験したからいろんなこと知ってます。
まだまだわからないことだらけ。
みなさん、いろいろ御教授ください。
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